ビタミン レモン


ビタミンは、体の働きをうまく調整する重要な栄養素ですが、ほとんどが体内では作られないので食品から摂取しなくてなりません。
ビタミンを大きく分けると、水溶性ビタミン(水に溶ける)と脂溶性ビタミン(油に溶ける)に分けられます。

水溶性ビタミン・・・B1,B2,B6,B12
脂溶性ビタミン・・・A,D,E,K




美容のビタミンとも言われ、皮膚や粘膜の生成に深く関係しています。欠乏すると、夜盲症、さめ肌等の症状を起こします。ビタミンAとは、動物性食品のみに含まれるものを言い、うなぎ・レバー・卵黄・牛乳等に多く含まれます。また、カロテとは、植物に存在するもので、体内に入るとビタミンAに変わります。実際の効力は、ビタミンAの3分の1になってしまいます。

ビタミンAは、多く取りすぎると過剰症を起こしますが、カロテンを大量に取っても深刻な過剰症はないと言われています。 また、ビタミンAは、ガンを予防する効果があり、カロテンにもガン・心臓病を予防する効果があります。



調理
ビタミンAは脂溶性(油に溶ける)なので、油で調理すると50〜70%吸収されます。なるべく油を使うように工夫するといいでしょう。また、熱にも強く調理によって失われる事はあまりありません。


油料理というと天ぷらや炒め物になりがちですが、あえものやおひたし、煮物等にも少量使用するとコクとうまみが出て、減塩効果にもつながります。 また、スープに入れる野菜を油でさっと炒めると、うまみが逃げずおいしくなります。




ビタミンB1は、胚芽、豚肉、豆類などに多く含まれています。糖質を分解して体内でエネルギーに変えるとき必要で、白米や砂糖等を多く取ると、ビタミンB1不足になります。

インスタント食品を多く食べる人、スポーツをする人、肉体労働をする人、お酒をたくさん飲む人、ストレスの多い人等は、大量のビタミンB1が必要になります。ビタミンB1が欠乏すると、脚気、足のむくみ、肩こり、めまい、頭痛等の症状が起こります。



◆調理
水溶性なので、煮汁やゆで汁の中に溶け出します。水洗いしただけでも、かなりの量が失われます。 例えば、お米をとぐと50〜80%のビタミンB1が流失してしまいます。 しかし、熱には強いので煮汁やゆで汁をいっしょに食べるとよいでしょう。

注意しなくてはならないのが、アルカリに弱い事で、豆を煮る時に重曹を加えると、ビタミンB1は 半分以上失われてしまいます。アルカリ食品といっしょに調理する事はできるだけ避け、損失した分は他の食品で補う工夫をしましょう。




水溶性で、たんぱく質、糖質の代謝に関わるとともに脂肪の代謝をスムーズにし、脂肪を燃やす働きがあります。 ビタミンB2を多く含む食品は、強化米、納豆、焼きのり、干ししいたけ等の食品に多く含まれています。



水溶性で、通常は不足することはありません。赤血球の生成を促進し、赤いビタミンと言われています。 動物性食品のみに含まれ、レバー、カキ、イワシ、肉などの食品に多く含まれています。 欠乏すると、悪性の貧血をひき起こします。



水溶性で、1日に100mg(1g)必要といわれています。ビタミンCは、疲労回復を促したりコラーゲンの生成促進ガンの発生を抑える働き抗酸化作用もあります。また、副腎皮質ホルモンの原料でもあり、ストレスが加わると大量消費されます。 欠乏すると、壊血病、貧血などの症状があらわれます。

ビタミンCは、鉄の吸収を良くするのでオレンジジュースや果物、淡色野菜等、鉄を多く含む食品と一緒に取りましょう。


◆調理
ビタミンの中では最も不安定なビタミンです熱に弱いので短時間でサッとゆでたり、手早く炒めるようにしましょう。油炒めや揚げ物なら水に溶け出す心配がありません。 スープやみそ汁なら、溶け出したビタミンごと食べる事ができます。

サツマイモやジャガイモ等は丸蒸し、丸焼きにした方がビタミンCの壊れ方が非常に少なくなります。また、野菜や果物は、使う直前に切るとビタミンCの損失を最小限に抑えられます。


◆二日酔いにはビタミンC
二日酔いは体内にアセドアルデヒドが溜まる事で起こります。それを排出させるために、ビタミンCは効果的です。二日酔いになったらレモンの絞り汁や、梅干を入れたお茶、夏みかん、グレープフルーツなど水分が多く、ビタミンCの豊富な食品を取りましょう。




脂溶性で、サンマ、サバ、イワシ、マグロ、カツオ等の食品に多く含まれています。ビタミンDは、カルシウムの吸収を助けます。欠乏すると、くる病、歯や骨の発育が悪くなります。

また、ビタミンDは、日光に当たることで体内でも合成されます。ただし、体内で作る事ができるといっても、やはり、食べ物から取らなくてはなりません。しいたけ等のきのこ類には、ビタミンDのもとになる「プロビタミンD」が多く含まれています。中でも太陽の光で乾燥させた干ししいたけは、ビタミンDが多く含まれています。



脂溶性で、大豆やごま等に含まれるビタミンです。老化防止血管促進作用抗酸化作用があります。激しい運動や肉体労働をする人はビタミンEを多く取る必要があります。



脂溶性で、血液を固める働きがあります。レバーやほうれん草、納豆、チーズ等の食品に多く含まれています。腸内細菌が大半を作るので、不足する事はほとんどありません。



血管の抵抗力を強くする働きがあり、みかん、レモン、そば等に含まれています。

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