ミネラル お塩


無機質、灰分とも言われます。食品中に含まれる量はわずかですが、生命を保つ上で大切な栄養素です。カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、銅、鉄、マンガン、ヨード、イオウ等があります。



健康な骨と歯を形成したり、イライラを解消し精神を安定させる働きがあります。一日の必要量は600mgと言われています。

◆カルシウムの吸収率
現在平均して540gしか摂取していないと言われています。 吸収率がもっとも高いのは牛乳や乳製品で約50〜60%。逆に吸収率が低いのは野菜に含まれるカルシウムで20%以下です。

◆カルシウムの多い食品
牛乳、ヨーグルト、チーズ、イワシ、サクラエビ、小松菜、ひじき、わかめ、ごま、豆腐

◆すぐキレる子供
カルシウムが不足すると怒りっぽくなると言われています。最近は「キレる」子供達が問題になっていますが、カルシウム不足が関係していると言っても過言ではありません。カルシウムが不足すると、神経が過敏になり「集中力がなく飽きやすい」、常にイライラしてすぐ「ムカつく」「キレやすい」性格になってしまいます。 カルシウムは興奮を抑制する働きがありますので積極的に摂りましょう。

◆骨粗しょう症
骨や歯の成分であるカルシウムが不足すると、閉経以後の女性は特に、骨粗しょう症(骨のカルシウムが抜けてもろくなり、骨折しやすくなる病気)になる確率が高くなってしまいます。最近では、若い女性にも見られるケースが多いと言われています。

◆骨粗しょう症を予防するには
(1) 適度な運動をする(骨を太くする)
(2) ビタミンD(カルシウムの吸収を高める)、ビタミンK(骨の形成を促し骨量を増やす)、マグネシウム(カルシウム:マグネシウム=2:1)を一緒に取りましょう。



リンはカルシウムとともに骨を強くするミネラルの一つです。それだけでなく、骨の主な成分は、リン酸カルシウムといってリンとカルシウムが結びついたものです。 骨にとって大切な栄養素ですが、リンは、さまざまな食品に含まれているので不足する事はありません。

リンの摂り過ぎに注意
リンは多く摂りすぎると、カルシウムの尿への排出を促してしまいます。摂取したカルシウムとリンの比率が、1:2から2:1の(子供の場合は1:1)であればカルシウムはよく吸収されます。

加工食品の利用機会が増えた現代では、リンの摂取量が多くなりがちです。私達になじみの深い加工食品、インスタント食品、清涼飲料水等には食品添加物として広くリンが使われています。 インスタント食品や加工食品の利用はある程度避けられないとは思いますが、できるだけ利用する機会を少なくし、カルシウムとのバランスを保つように注意しましょう。




食塩の成分で、血液の濃度を一定に保つ働きや、胃酸の素になっています。食塩の取り過ぎは、胃ガンの発生率を高めるほか、高血圧をまねき、やがて脳卒中や心臓病につながります。

食塩の摂取量は、1日10gが望ましいと言われていますが、日本人は平均13g摂取しているので塩分の取り過ぎには注意が必要です。 食塩の摂取量を減らすには、できるだけ外食を避けるようにしましょう。

カリウムは、体内のナトリウムを排泄します。カリウムは、かんきつ類等の果物に多く含まれており、ナトリウムは一般的に取り過ぎなのに対し、カリウムは不足しがちです。カリウムが欠乏すると高血圧、夏ばてを招きます。



血液が赤いのは、鉄の色です。70%は血液に存在し、普通に食事をしていれば不足する心配はありませんが、ダイエットや偏食によって鉄が不足すると、貧血や疲れやすいといった症状を起こします。鉄は、レバー(牛より豚の方が多い)、あさり、ほうれん草等の食品に多く含まれています。

また、鉄は吸収されにくく排出されやすい特徴をもっています。植物性食品に含まれる鉄より動物性食品に含まれる鉄の方が、よく吸収されます。タンニン酸は、鉄の吸収を悪くするのでお茶やコーヒー、紅茶などの過剰摂取は避けましょう。


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